夜勤がつらい…
看護師のあるあるとして代表的な夜勤のつらさについて、具体的にどういったところがつらいのかを紹介していきます。単純に夜寝れないのがつらいだけじゃありません。日勤とは全然違う苦しさがありますよね。
夜勤中のつらいこと
夜勤中に起きてほしくないトラブルとして代表的なのが、せん妄患者さんの対応ですよね。「夜は寝るもの」という常識は、病院では通用しません。手術後のせん妄によって、本来は安静にしないといけない患者さんがドレーンを外して廊下を徘徊したり、いきなり看護師に対して怒鳴ってくるなど、予想のつかない行動をしてきます。ナースステーションのドアを叩く音がするので開けたらせん妄患者さんが床を這っていたなんてこともありますよ。患者さんが寝ているから夜勤の看護師は暇だろう、なんて思っている人がいるならすぐにその認識をあらためてほしいですね!
また、緊急入院の対応もつらいです。緊急入院がない病院もありますが、受け入れている病院で働く場合は大変かもしれませんね。緊急入院の際には「患者さんやご家族の情報収集」「書類の説明とサイン」「病棟の案内」「治療・検査の実施」などを行いますが、これらをすべて迅速に進めていかなければなりません。そのため、最低限やらなければいけないラインを見極めて効率的に動く必要があるんですが、チーム内にこだわりの強い看護師がいると余計なことをして多くの時間がかかってしまい、無駄な疲労がたまることがよくあります。
また、患者さんの転倒にも注意ですよ!転倒などのトラブルはよくあることですが、夜勤にこれが発生すると大変なんです。職員の数が少ないうえに消灯後は周りが暗くてよく見えませんし、音をたてないようにしなければいけません。しかも近くに責任者がいないのでわざわざ呼びに行く必要があります。とても煩わしいですよね。
夜勤が明けてもつらい
夜勤が終わった後もつらいと感じることがあります。朝方に退勤となりますが、夜中起きていたせいなのかなぜかハイテンションになってしまうことがありませんか?ハイテンションになると、帰りに無駄な買い物をしてしまったり、不用意に遊ぶ予定を入れてしまうなど、後々「失敗した…」と後悔することになります。
また、夜勤明けはお腹が空きます。夜勤が終わった安堵感や職場から離れた解放感、そして帰路で目にする飲食店やコンビニの誘惑、これらが合体し、強烈な空腹感に襲われます。そして結局ドカ食い、からの後悔…。ダイエット中は特につらいですよね。